「酒と肴と海と畑」本日よりスタートです!

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僕はほぼ毎日お酒を飲む。

「酔うためのお酒」ではなく「おいしく楽しむお酒」が大好きだ。

 

もちろん食べることも大好きで、

おいしいお酒とおいしいご飯を楽しむことをなにより楽しみにしている。

 

おいしいものに出会えたときは、

誰かに話したり、一緒に食べたりしたいと思う。

 

おいしいお酒や料理を振る舞って、喜んでもらえるととても嬉しい。

 

おいしいものや楽しい時を書き綴って、

誰かと共有できたら、とっても幸せなことじゃないかな、

と思ったのでブログを書いてみようと決めました。

 

とりあえず、100記事書くのを目標に頑張ろう。

 

初記事の最初に、僕の好きな村上春樹の言葉を引用する。

おいしいお酒に出会うたびに、この文章を思い出す。

 

もし僕らのことばがウィスキーであったなら、もちろん、これほど苦労することもなかったはずだ。僕は黙ってグラスを差し出し、あなたはそれを受け取って静かに喉に送り込む、それだけですんだはずだ。とてもシンプルで、とても親密で、とても正確だ。しかし残念ながら、僕らはことばがことばであり、ことばでしかない世界に住んでいる。僕らはすべてのものごとを、何かべつの素面(しらふ)のものに置き換えて語り、その限定性の中で生きていくしかない。でも例外的に、ほんのわずかの幸福な瞬間に、僕らのことばはほんとうにウィスキーになることがある。そして僕らはーー少なくとも僕はということだけどーーいつもそのような瞬間を夢見て生きているのだ。もし僕らのことばがウィスキーであったなら、と。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら - 村上春樹

 

このブログを読んだ人が、

少しでもそこの書かれたお酒なり、食べ物なりを口にしたいと思ってくれたら。

そう思いながら僕は今日もおいしいお酒を飲んでいる。